都市生活学部の副専攻はいいぞ

注)就活に対しての自分語り記事です。他人の自分語りなんて聞いてられない、就活なんて単語は聞きたくないという方はここでページを閉じ、明日以降のアドカレをお楽しみください。

 

CTRLのOB、学部4年のノブチと申します。

 

過去の先輩方に倣って就活記事を書こうとしたのですが、私はインターン経由で内定を1社取って就活を終えたために本選考を受けた経験がなく説得力のある文章を書けません...なので開き直って根拠も経験も乏しい主張と自分の就活への執着を書いてみたいと思います!

 

 

先輩方の記事紹介

 過去のアドカレでCTRLの先輩方が書かれた記事です。この記事よりもまずこれらの記事を読んでほしいです。

cottontraveler.hateblo.jp


必読です。私も何度も読み返しました。コットン先輩は現在の部のサイトが作られたプロジェクトのリーダーです。記事ではご自身をコミュ力も技術力もないと評されていますが、これだけは真に受けてはいけないと思って読んでいました。

 

mak1a.hatenadiary.com


ゲーム会社への就職を考えている人は見たほうが良いと思います。本気でゲーム会社を志望する人の熱意を伺うことができます。

 

前置き

 本題に入る前に前置きとして私の価値観について話しておきます。そうしないとタイトルの「いいぞ」がどのようにいいのかが伝わらないと思います。
 ところで皆さんは何を思ってCTRLに入部しましたか?楽しそう、仲間がほしい、勉強になりそうですか?人それぞれに理由はあると思います。では私の入部の動機は何かというと、就活です。高校時代に受験した国公立に全落ちし、都市大へ入学することが決まったときに、私の大学での目標が「就職で受験の失敗を打ち消すこと」になりました。なので、入学前から大学生活でどのように立ち回れば就職に有利になるのかを考えていました。いろいろ考えた結果、まず必要なのは縦のつながり、すなわち既に就活に取り組んでいる先輩を見つけることでした。そういったつながりを得るのに最適だったのがサークルでした。当時はコロナ禍だったので、ほぼ唯一活動していたCTRLに入部しました。入部したら早速、進捗発表の資料から就活のモデルケースにできそうな先輩を探しました。学生時代の取り組みとして成果を提示できるような活動は何かを考え、web制作と競技プログラミングを見つけました。ゲーム制作は自分には向いていなかったので諦めました...
 このように、私の大学生活における行動の基準は「それが就活で使うエピソードになるのか否か」です。そんな人間が書いた記事であることをご了承ください。

 

副専攻プログラムって?

 さて本題です。皆さんは都市大の副専攻プログラムをご存知でしょうか?これは端的に言えば、他学部他学科の授業を受けつつそれが卒業単位にも加算されるという制度です。副専攻については学習要覧では少ししか説明されておらず、プログラムの募集内容も前期前半、後期前半の授業が始まる少し前にポータルサイトに掲載されるだけなので知らない人も多いかと思います。私は機械システム工学科ですが、この制度を使って情報工学部や都市生活学部の授業に潜っていました。
 副専攻プログラムには、「都市・マーケティング」という括りの授業群があり、これらは都市生活学部の授業で構成されています。私はこの中から「経営学概論」「経営戦略論」「会計学概論」「経営財務」という4つの授業を取りました。以下では上記の4つの授業を指して「都生の授業」と書きます。

 

副専攻の授業が良かった理由

ここからは都生の授業を取ってよかったと思う理由を3つ書きたいと思います。

  1. 会社説明会の内容を理解できる
     企業の説明会に参加すると、会社の経営方針、売上の話、製品のシェア、競合他社との関係の話をされたりすることがあります。「経営〜」の授業を受けておくと、その会社の経営方針が授業の内容に沿っているかどうかを考察することができるので、会社説明会での質問もしやすくなります。

  2. 面接で人事と話せる
     直接選考につながる面接を受けた経験は多くないですが、それでも私が面接で気をつけていることが一つあります。それは、面接官の経歴です。面接官は「現役エンジニア」「エンジニア経験のある人事」「エンジニア経験のない人事」の3種類に分けられます。面接官がこのどれに当たるのかを最初の自己紹介後に必ず聞くようにし、その上で話す内容を変えています。CTRLの皆さんは技術と成果物の話はできるはずなので、エンジニア経験のある面接官との話は弾むと思います。ただ面接が進んでいくと経営に近い層の面接官、つまりエンジニア経験のない人事が登場します。この場合、細かい技術の話をいくらしても面接官には刺さらないと、私は思ってます。そこで便利なのが都生の授業の内容です。「私は技術に対する興味だけではなく、この会社の経営活動そのものに興味があります」と主張し、その根拠として副専攻の勉強を挙げることができます。その上で企業の採用サイトに記載されている内容を話せば経営層の人事の方とも話を弾ませることができると思っています。

  3. 基本情報技術者試験のストラテジ系の問題に馴染める
     今月私は基本情報技術者試験(FE)を受ける予定です。その過去問の中には会計学概論の授業内容が含まれていました。FEの問題はテクノロジ系、マネジメント系、ストラテジ系という区分があり、ストラテジ系で問われる内容には都生の授業のものが含まれているので、授業の知識が残っていれば対応できる問題が増えます。

現在のノブチ

私が大学に通う目的は良い企業に就職するためでした。この「良い」が私にとって年収や会社の資本なのか、経営方針か福利厚生なのか、正直今でもぼんやりしています。普通こういうことは自己分析で明確にしておくべきなんですけどね... というのも、私が内定をもらった最初にして唯一の企業が、運良くも先程上げた大体の項目を満たす良い企業でした。なので私は内定をもらった3年の11月に大学に通う目的をほぼ果たし終えました。ここからの大学生活はどうにも退屈です。もう目標にするものがないという無気力感に今も包まれています。今の私に残ったタスクは卒業することとそのための研究活動ですが、この目標は私の熱意を掻き立ててはくれません。それは卒業という報酬が自分の努力に応じて変化するものではないからだと思います。就職したら、また何か熱意の湧くような目標を立てたいものです。

 

 

次回の記事は14日のふかふか先輩でしょうか?

もしくは13日に入った方ですね、よろしくおねがいします!